- 施術コラム一覧 - Hoffa病、フォッファ病(膝蓋下脂肪体炎)お皿の下が痛い

Hoffa病、フォッファ病(膝蓋下脂肪体炎)お皿の下が痛い

2020.03.18

Hoffa病、フォッファ病(膝蓋下脂肪体炎)膝の前面、お皿の下あたりに生じる膝の痛み。
膝関節にある膝蓋下脂肪体という組織が炎症を起こすことで発症するため、膝蓋下脂肪体炎とも呼ばれます。
膝関節に脂肪体が挟み込まれ、痛みを生じます。

膝蓋下脂肪体とは

・膝のお皿(膝蓋骨)とお皿の下にある靱帯(膝蓋靱帯)の奥にあります。
・膝を構成している、太ももの骨(大腿骨)、スネの骨(脛骨)、膝蓋骨の隙間を埋めるように存在しています。
・膝蓋骨と大腿骨との間のクッションになり衝撃などの外力をやわらげます。
・摩擦や刺激から膝関節を守る防御の機能や関節の動きを良くする作用があります。

Hoffa病、フォッファ病(膝蓋下脂肪体炎)の原因
・歩きすぎやスポーツなどの運動による過負荷
・体重の増加
・打撲などの外傷
・反張膝(膝が過度に伸びている状態)
・他の膝の障害による二次的な要因(半月板損傷、変形性膝関節症、膝の手術など)
これらの原因によって膝蓋下脂肪体に炎症が起き、脂肪組織が異常に増殖されて(線維化)、柔軟性が失われます。
柔軟性が失われることで、膝の曲げ伸ばしがスムーズ行えなくなり、関節に脂肪体が挟み込まれたりして痛みや違和感を生じるのです。

膝蓋下脂肪体は、曲げた時よりも伸ばした状態の方が痛みを生じやすいのが特徴です。

Hoffa病の治療法
・床に膝をついたり、スポーツなどの激しい動作をやめて症状が悪化する事を防ぎます。
・患部の炎症が強く(痛みが強いとき)、熱を持っている場合はアイスノンや氷嚢などで冷やします。20分程度アイシングをして、1~2時間程度間隔をあけてまたアイシングを行うというのを繰り返します。
・膝蓋骨の可動域の改善、マッサージや手技によって行います。
・大腿部(ふともも)、下腿部(ふくらはぎ)のストレッチを行います。
・膝蓋骨の安定性を高めるテーピングを行います。

また当院では、足の使い方のクセや姿勢評価から、膝に過剰に負担がかかっている原因を探り、ストレッチや筋力強化、テーピング等で根本的な原因を改善し痛みを軽減していきます。


お気軽にご相談ください とーごう接骨院
スマホの方はタップで電話がかかります
メールでのお問い合わせはこちら

アクセス情報

所在地

〒475-0931
愛知県半田市新宮町3-227-1

駐車場

20台あり

休診日

水曜午後・土曜午後・日曜

ご予約について

当院は予約優先制となっております